気持玉(0)
柞原の常夜灯
中府三軒家の三ツ角で金毘羅街道をとって進むと、常夜灯があったようです。
金毘羅参詣に限らず、神仏への参拝者の便宜を図るものとして常夜灯があります。
弥次さん喜多さんは丸亀の旅籠で一泊してこんぴらさんに向かったわけですが、旅人の中には様々な理由で野宿を余儀なくされながら、旅をしていた人も少な…
中府三軒家の三つ角
中府の番所、大鳥居を過ぎて城下を離れると、金毘羅街道と伊予道(遍路道)との分かれ目にでます。
この角には「男松」という茶店があったといいます。続膝栗毛には書いてありませんでしたが、きっと、弥次さん喜多さんんも立ち寄ったことでしょう。
ここには駕篭かきや馬方が待っていて、旅人を乗せていった…
金毘羅丸亀街道の一の鳥居
中府の番所をなんとか過ぎた弥次さん喜多さんはこの大鳥居を見たはず・・
と、思いきや、
この花崗岩製の大鳥居は明治4年に堺、山口、青森、丸亀の人たちの寄進によって建立されたとか。上部中央に、「金毘羅宮」と書かれた額があがっています。
江戸時代にブームになったこんぴら参りは、明治…
中府門近くの百四十丁石
さて、歌舞伎の演目にもなっていた田宮坊太郎の碑を見つけた弥次さん喜多さんは、きっと金毘羅大芝居の演目を気にしていたことでしょう。
ここを過ぎてさらに下ると、中府門に着きます。もちろん今は、そんな門はありませんが、近くに百四十丁石(こんぴらさんまでの距離)があります。
中府門は城下の出…
田宮坊太郎の碑
弥次さん喜多さんは丸亀の旅館で一晩過ごし、夜が開けると金毘羅丸亀街道をこんぴらさんに向かって出かけます。丸亀の町の出入りをチェックする関所があったようですが、そこに着く前に田宮坊太郎の碑があります。丸亀の玄要寺にはその墓があるそうです。弥次さん喜多さんが立ち寄ったとはありませんが、田宮坊太郎は当時歌舞伎…
三吉(さんきち)旅館(大物屋ではありません)
丸亀で上陸した弥次さん喜多さんは、船頭の案内で丸亀の旅館に泊まることになります。そこで二人は、旅館の女をめぐって騒ぎになるものの、そのやりとり交わされる「方言」に旅の風情を感じます。
多くの旅人が宿泊した丸亀の旅館も、今では数軒残るのみです。湊ではなく、その奥にある丸…
弥次さん喜多さんを乗せた船は丸亀まで来たものの、引き潮のため丸亀港に入ることができません。「潮待ち」で時間を費やした後、湊に入ったのは日が暮れてからでした。
金毘羅船で賑わった丸亀港も船の大型化によって様変わりしています。瀬戸内の島々をつなぐフェリーは、昔の丸亀港の外側に設けられ、従来の湊は小型船の停泊港になっています…
東海道中膝栗毛で知られた弥次さん喜多さんは、実はこんぴらさんにも来ています。といっても、架空のお話なので、実際には作者の十返舎一九が来て、その旅を金毘羅参詣続膝栗毛として出版しています。今回からシリーズで、弥次さん喜多さんが通った金毘羅丸亀道を紹介します。
大坂を金比羅船で船出した弥次さん喜多さんは、瀬戸内の港を経て丸亀港…
こんぴらさんのお土産物屋さんでは、天狗のお面を時々見かけます。なぜ天狗なのか、知らない人も少なくないと思いますが、これはこんぴらさんの開祖にまつわる物だといいます。こんぴらさんの開祖は宥盛という人は、修験道を極め、こんぴらさんを開き、天狗になって守っているといわれます。
こんぴらさんの霊験はこの開祖に依るところが大きいとか。
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へんこつ饅頭
こんぴらさんには、もうひとつ話題になる饅頭屋さんがあります。へんこつ饅頭がそれです。饅頭もさることながら、変わった部屋があります。落書き部屋です。こんぴら参りのお客さんの思いを半紙に書いて残す部屋です。ちょっと異様な雰囲気ですが、大正時代から続く知る人ぞ知る部屋だそうです。ちなみに、へんこつとは曲…
こんぴらさん参詣にはいろんな人がやってきました。道中徒歩の旅ですから当然疲れます。旅人の疲れを癒すいろんな施設ができました。鍼灸院もその一つと思われます。こんぴらさんの町には鍼灸院が多くのこっていますが、中にはおいしいお土産屋さんになったものもあります。名物「灸まん」はそんなこんぴらさんの素顔を残すお饅頭です。
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こんぴらさんに来たのは坂本龍馬だけではありません。高杉晋作や桂小五郎ら多くの勤王の志士たちがいました。ところが、こうした勤王の志士たちを援助した人がいました。日柳燕石です。博徒の頭で千人ほどの子分がいたらしい。高松藩が高杉晋作を捕らえようとしたとき身代わりになりました。
「呑象楼(どんぞうろう)」とは、燕石が自分の…
こんぴらさんのある琴平には、いろんな人物がやってきております。今年話題の坂本龍馬もその一人です。こんぴらの牛尾口にはその像があります。
評価
1総合評価・・・☆☆☆☆
2デートスポット度・・・☆☆☆
3キレイさ・・・☆☆☆☆☆
4行きやすさ・・・☆☆☆
風景写真
寒くなると温泉が気になりますね。道後温泉を除くと四国には温泉らしい温泉はなさそうですが、ところが、結構あります。塩入温泉もその一つで、鉱泉を温めたもののようです。廻りの風景もよく散歩にも良さそうです。
評価
1総合評価・・・☆☆☆☆
2デートスポット度・・・☆☆☆
3…
風景写真
今回は前回の男木島の隣の女木島。この島は、その昔、鬼が島だったと言われています。
島の中央部に鬼(海賊)が隠れていた洞穴があります。戦前に、中学校の先生に発見されたそうです。高松の鬼無に伝わる桃太郎伝説の鬼が島が発見されたことで、香川の桃太郎に現実味が出てきたそうです。高松港からフェリーで20分位で着きます…
風景写真
瀬戸内海に浮かぶ男木島。
ここには、浦島太郎伝説の元になる山幸彦・海幸彦の伝説が残っています。
この神社は乙姫様のモデルになった豊玉姫命を祭神としたものです。
このあたりに、竜宮城があったのでしょうか。
一度いってみてはいかがでしょうか。
評価
1総合評価…